「お金」ってなんのために存在していると思いますか?
私は、小さいころからよく父にお金についての考え方について教えられてきました。
父の意見は、「お金は手段にしかすぎない」ということ。
「お金が手段」ってどういうこと?
昔は、日本にも「お金」は存在していませんでしたよね。
田舎の実家などでもよく行われていますが、昔はいわゆる「物々交換」にて、物の交換が行われています。
漁師の人はお魚がとれるから、畑をしている人は野菜がとれるから、お互いの物の価値に見合った物で交換します。
それを、今は「お金」でそのものに見合った価値を与え、物とお金で交換しているのです。
近年でいえば、ベネズエラでハイパーインフレが起こり、お金の価値がなくなってしまいました。日本だって、いつ同じような状況になるかわかりません。
そうなると、お金はただの紙切れでしかなくなります。
今はお金に価値があるのでお金と物の交換ができています。そう考えると、「お金は手段」という考えが理解できるんじゃないかなと思います。
なんのためにお金を稼ぐ?
人間の根本問題から回答しますと、「生きるため」です。
生きるために、ご飯を食べたり家に住んだり、服を着たりします。衣食住ですね。そのためにお金を使います。
その先に、自分のやりたいことであったり、欲しいものであったりするものにお金を使います。
やりたいこと、欲しいものを手に入れると達成感であったり、幸福感を得ることができるはずです。
そのほか、過去にInstagramにて羽海野チカさんの漫画「ハチミツとクローバー」に出てきた言葉を紹介しました。
このお話は貯金のことですが、稼ぐ理由にも直結するのではないでしょうか。
手段と目的を勘違いしてはいけない
「手段」と「目的」が入れ替わってしまうことは、日常でもよくあるかと思います。
例えば、こんな経験はないでしょうか。
・仕事のために家族との予定をキャンセルすることになった
・大学に入ったはいいものの何をしたらいいのかわからない
大学に入って将来のために勉強する手段のために入ったものの、将来何がしたいかわからない。
この場合は、大学に入ることが目的になってしまっている例です。
私も実際大学や将来したいことがわからなかったので、上記に当てはまります…笑
まとめ
お金は、物と交換する手段の一つということです。
先程書いた、お金を貯めることも同じで、将来使うために、何かあったときのための手段として貯金しています。
貯めることが目的になっていて、必要なときに使えない貯金では意味がありません。
お金を第一に優先するのではなく、もっと大切な家族や自分の周りの人たちのことを優先できるように、その人たちのためにお金も使えるようにしたいものです。
1度、本来の目的について見直してみるのもいいかもですね( ˘ᵕ˘ )
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